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5月5日 第8節 vsセレッソ大阪
5月10日 第9節 vs名古屋グランパスエイト 
7月12日 第12節 ベガルタ仙台
7月19日 決戦前夜

2003年7月19日 決戦前夜

思い出すのは2000年1stステージ。
あのステージは荒れていた。5敗の横浜が優勝したことが物語るとおり。
セレッソは悲願の初優勝に向けて、14節、優勝を争う横浜Fマリノスとのアウェーでの直接対決も制し、首位で最終節を迎えていた。
首位で最終節。
横浜の結果に関係なく、延長でも勝てば優勝だった。セレッソサポーターはもちろん、優勝前線から姿を消していた常勝・磐田に鹿島、最終節を前に望みを失った清水のサポーターを含め、横浜を好きな人間以外はこぞってセレッソを応援しているように見えた。何しろ初の優勝がかかっていたのだから。
しかしあの時私は、横浜の優勝を信じて疑わなかったのだ。
直接対決に敗れたときも、まだ何とかなる気がしていた。自力Vは消滅してしまったのに。最終節までの一週間、選手も沈んでいたというのに。楽観的もいいところである。さすがに最終節の国立では心臓に悪い思いをさせられたが。。。

ジュビロ側も、そうおもっているのだろうか?
そういう思いが、少しでもあるのだろうか。
ジュビロは”勝者”だ。”王者”だ。
もし次首位にたてば、独走態勢に入るだろう。そうなれば勝ち目はない。
オシムの言うとおり、我々には勝者のメンタリティーがない。磐田に備わっている、それがない。1つ1つ勝つだけ、なんていってみても、14節、15節で降りかかる重圧は並のものではないはずだ。
選手にとっても、サポーターにとっても。
今だから分かる。セレッソが最終節、降格候補筆頭(実際降格した)「下位」フロンターレの前に散った理由。セレッソの相手はフロンターレではなかったということ。彼らが戦って勝てなかったのは、そのプレッシャーだったということに。

ジュビロサポーターは「優勝」の味を知っている。何度も経験している。
もうあと3試合だというのに、私はそれを想像できない。
優勝すると何が起こるんだ?っていうか優勝ってなんだろう?何か喜ばしいたのしそーなものだってことは分かるんだけど、どんなものなんだろう?私もしてみたいなそれ。ねーかってよおかあさんかってよーいわたくんもかってもらったっていってたよーよそはよそ!うちはうち!いわたくんちとうちはちがうでしょ!くらいの勢いだ。天地がひっくり返るとか、関東大震災が起こるとか、千葉県が切り離されるとか、何かそういう想像のつかないところと同列なのだ。

そう、「未体験ゾーン」。

最大のライバルを下し、首位で迎えた最終節。
セレッソサポーターはどんな気持ちでいたのだろう。
無心だったかな。優勝の瞬間をわくわくしていたのかな。うちくらいネガティブだったのかな。
最終節の舞台は、このために用意されていたかのように、国立競技場。よりにもよって、浦和レッズ戦。2万か3万か、もしくは4万か、入るかもしれない観客の前で一体何が起こるんだろう。何も起こらないのかもしれない。
『fun! fan! ファンタスティックな真夏の夜の夢』
まずは明日勝ってから考えよう・・・。




2003年7月12日 J1 第12節 対ベガルタ仙台 臨海 ○5-1:崔(2)、智、ゼレ、羽生、ついでに寿人

珍事。
だというのかこれは。
一つ一つ勝って行くと結果はあとからついてくるのだということを、今ひしひしと感じている。今年は1〜4位の間から落ちたことはない。安定してるなあ。

仙台戦。報道で言うほど、いい試合じゃなかった。前半終了間際の油断。ミスの多さ。ただやるべきところはやっていたし、仙台はそれでもなお・・・なチームだったというわけなのだが。
「いい試合」ってなんだろうね。勝てたことはよかったことのはずで、サポーターにとっては勝つことが一番のいいことなはずなのにね。内容を求めるとは贅沢な話。いつからそんなに贅沢になったのだ?あれ? 5点も取って、失点はPKの1点(しかも寿人)だけだというのに「いい試合じゃなかった」なんて・・・どこの贅沢サポだ!!!
贅沢は敵だぞ。 私は貫く。 ほしがりません勝つまでは。
これキャッチ。


ようやく女王が見られてよかった。走ってたね。まあ危機感も多かろう。市原でベンチ座ってるなんて半年前までは思ったもいなかっただろうな。私だって思ってなかったよ。でもちゃんと走ってくれるんなら、これから熱い季節、羽生のとこの駒として使えるかもな。頑張ってください(普通)。




2003年5月10日 J1 第9節 対名古屋グランパスエイト 松本 ●1-2:阿部

ジンクスほどくだらないものはない。

ジンクス=思い込みである。間違いない。だというのにこのサッカーの世界(に限らずあらゆる世界で)、そんな思い込みに左右され続けてしまうという現実がある。
名古屋、松本、ジーコ視察、岡田主審、首位、オシムが褒めた次の試合・・・これ以上ないほどの重なりっぷりだが、それでも、別に首位の優越や慢心ではなく、勝ちたいとおもうのは当然だし、負けるつもりで試合に臨むわけがない。どんなに苦手な相手であろうとも、勝てる日は来るはずである。オシムが試合前に語ったとおりだ。しかしこの立場が逆だったらどうであろうか。

うちと、福岡だったら。

100%勝てるなんてもちろん思えないわけで、いつでもビクビクはしておりますが、それでも負ける気のしない相手である。過去の実績が「ジンクス」化を呼んだ一番の例だ。
しかし立ち向かってくる福岡さんはうちが名古屋に立ち向かうときと同じく負けるつもりで来ている訳ではもちろんないわけで、「今度こそ」などとおもっているのだろう。しかしこちらにしてみれば相手が勝とうとおもっているなんて思えない部分がある。だってこのゲームは市原×福岡。そういう試合じゃないかと。要は「ジンクス」だ。
ということは名古屋にしてみれば我等が勝とうとおもっていることなんてちゃんちゃらおかしいのだろうか。勝つつもりがあることすら考えられないのだろうか。勝ち点3を献上しに来ているように見えているのだろうか。

ジンクス=互いの思い込みである。間違いない。
双方の強い思い込みが、まじないめいたそれを真実として存在させる。いくらこちらの意識が克服されていこうとも、相手の「優位」意識が強く強くあり続ける限り、なかなか破れないものなのかもしれない・・・


とにかく、名古屋との対戦は因縁試合めいているのだが、私も名古屋にいいイメージを持つことなんて到底出来ないとおもうが、別にベルを恨んだりはしていない。半年くらい根に持って、今となっては本当にどうでもよいことだ。ヤツのサッカーは支持してたし、現在市原は一昨年よりさらによくなっていて、今もしヤツがまだ指揮を執っていたとして、今よりよくなっていたかと言ったらそれは誰にも分かり得ないことで、考えることでもない。
だけど名古屋のつまんないサッカーに負けたんだとおもうとやってられない。
ズデンコの何がよかったって、結果はもちろんのこと、負け試合でも内容では勝るくらいスタジアムに行かずにはいられない面白いサッカーを掲げていたこと。負け試合でも無得点の試合がないくらいに点を取る意識が高かったこと。世界が守備を重視する中で、サッカーは点を取るスポーツで、選手たちにとっても点を取ったほうが楽しいと言って、攻撃サッカーを説いたときはこいつ最高だとおもったよ。
だというのに。
そんなサッカーに負けたんじゃなくて、引き分け引き分けの奴等に負けたのだとおもうと悔しい。
やっぱりいつまでも因縁試合なのかね。




2003年5月5日 J1 第8節 対セレッソ大阪 長居 ○3-1:サンドロ、羽生、村井

目を疑うとはこのことなんだと。


2003年5月5日。10年目のJリーグ第7節。
ジェフユナイテッド市原はセレッソを下し、首位鹿島が破れるのを待ち、長居の地で念願の首位に立った。 私が東海道線で寝こけている間になんとまあジェフはJリーグ全28チームの頂点にいたではないか。

しかし目を疑ったのは首位に対してではない。
ここまで着実に勝ち点を重ねてきて、2位という位置につけていたんだ。当然ということはないが、チームを信じていれば予想範囲内である。


翌朝、毎日チェックしている某スポーツ紙のウェブ版。
トップを久保に奪われたことは、派手さや話題性を考えたら致し方ない(とはいえいつから久保にそんな話題性が?国民的に応援されてるような取り上げられ方はなんだ?)と悔しさ半分諦め半分。

さて、それで見ていただきたいのがこれだ。
5月6日付、首位にたった翌日の見出し項目。
首位のチームはどこだろう。
そーか久保の記事とセットなんだねなーんだ・・・鹿×横の話題しかない。
どこかにおまけ程度にあるはずだと、次々とクリックしていく。 見たくもない鹿島の記事を(何故鹿×横試合で2個も記事が・・・)、見たくもない磐田の記事を、非常に見たくない浦和の記事を、ないだろうとおもいながらもJ2の記事を、あるわきゃないのに小野の記事を、中田の記事を、果てはベッカムの記事まで・・・無意味な行動だが、信じられなかったのだ。
だってないはずがないじゃないか
それでも信じられない未だに信じられない。
Nステの扱いなんて全くカワイイもんだぜ。サンドロのゴールだけでも流したからな!!!!!

首位ってナンダロ。

もしかして7節目で首位に立ってることって、たいしたことじゃない?
新聞としても、ニュースにもならない?
ましてや慣れない首位に不安になったり落ち着きをなくしたりしているなんて自意識過剰?
全然ネガティブになる必要なんてないってやつ!?
なーんだそうか。余計な心配だったんだ、イッケネー!
ジェフサポ首位慣れしてないからカンチガイしちゃったんだね。アイタタター。


・・・まあ、次から松本で名古屋、鹿スタで鹿島と続くことを考えれば喜ぶのも難しいんですがね。
ちょっと首位気分を味わせてやったぞくらいの・・・全然狂喜乱舞というわけにはいってませんがね。逆にいつも以上にガタガタしてますがね。
確かにそれは必要以上のネガかもしれないけども、後ろ向きになっているつもりはない。そして優勝と口にするのも必要以上のポジとはおもわない。
雑記にも書いたけど、この位置にいて優勝を狙わないほうがおかしい。
我々はリーグを戦っているのだから。
その辺のバランスは難しいのだけど、確かに軽々しく「優勝できんじゃん」とか言われるとおい待てといいたくはなるのだけど、今までだって勢いでやってきたわけじゃない。
負けがあって、引き分けがあって、いい試合があって、だめだけど勝っちゃった試合があって、そのたびに修正を加えて、それでここまでやってきたんだ。
「これからも同じ調子が出せれば」優勝は夢じゃない。そういっとこう。



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